防犯カメラ専門用語集 ふ

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防犯カメラ専門用語集
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  5. 防犯カメラ専門用語集【ふ】


【ファームウェア】
 
ハードウェアを動作させるために内蔵しているプログラムです。ネットワークカメラではフラッシュメモリの中に格納されており、パソコンからプログラムを書き換える事ができます。 ハードウェアの制御のためのソフトウェアで、ソフトウェアをROM等のLSIに書き込んだ状態で機器に組み込んだもの。 家電製品などの組み込みシステムや、パソコン周辺機器、携帯電話等で、 機器を制御するソフトウェアを実装するための最もありふれた形態。


 
【ファイアーウォール】
 
外部からの不正なアクセスを防ぐ目的で、組織内部のローカルなネットワークとその外部に広がるInternetとの間に設置するハードウェアやソフトウェア、またはその機能自体を指します。 英語で防火壁と表現するのは、外部から内部のコンピュータネットワークへ 侵入しようとするクラッキング行為を、火事に喩えたものである。ファイアウォールは、その動作するプロトコル階層によって細かく分類される。


 
【フィールド】
 
一つの画面を作り出す垂直走査のこと。一つの画面がフレーム、1回の走査がフィールドである。 NTSC規格では、1秒を30 フレーム・60フィールドで走査します。飛び越し走査のため 1 回のフィールド走査による走査線数は525本の半分の262.5本となっている。


 
【フィールド】
 
メモリーNTSC規格による画像は、飛び越し走査により2フィールド分の画像で1枚(1フレーム)を描くが、 この1フィールド分をメモリーする画像メモリーICのこと。画像メモリーIC(フィールドメモリー)を 内蔵するカメラも誕生、さまざまな機能面への発展が図られている。


 
【プライベートIPアドレスとサブネットマスクの設定値】
 
インターネットでは使われないネットワークIDを「プライベートIPアドレス」と呼び、 下表のようにクラスA、クラスB、クラスCの3段階に分かれている。 ローカルネットワークの規模に応じてクラスを選び、そのクラスのIPアドレスの範囲の中でIPアドレスを設定する。 プライベートIPアドレスは、プライベートネットワーク(外部から利用できない社内LANなど)の アドレスとして使うことができる。 異なるプライベートネットワークを相互接続してルーティングすることも可能である。 グローバルから直接利用できないことから、内線番号のような仕組みに例えることができる。 プライベートIPアドレスとして、次のアドレス空間が予約されている。 ネットワークの規模に応じて、使い分ける必要がある。

10.0.0.0〜10.255.255.255(クラスA)
172.16.0.0〜172.31.255.255(クラスB)
192.168.0.0〜192.168.255.255(クラスC)
特に、192.168. から始まるアドレスを使うことが多い。


 
【フランジバック】
 
カメラ取付面(マウントの基準面)からCCD撮像面までの距離。各マウントごとに規格が決まっている。

Cマウント=17.526mm 
CSマウント=12.5mm


 
【ブラックバランス調整】
 
カラーカメラで被写体の黒をきちんと出すための調整機能のこと。 暗い撮影条件下では黒がきちんとした黒にならず色が付いてしまったり、 黒レベルが浮いたりするので黒レベルを制御して対応している。


 
【ブラウン管】
 
ドイツのカール・フェルディナント・ブラウンが発明した表示器で、多くのコンピュータディスプレイ、 ビデオモニター、テレビ受像器やオシロスコープなどで用いられる。 工学的には英語直訳の陰極線管(CRT、Cathode Ray Tube)や、受像管と呼ばれる。 陰極線とは真空管の陰極(カソード)を熱すると発生する熱電子の高速な流れのことである。


 
【ブランキング】
 
モニターの走査線が左から右へ走査してまた左に戻る際に、帰線によって画面が光らないよう、 この間だけ帰線消去パルスを出して電子ビームをカットする。 この間の映像信号のない状態をいう。 水平(H)ブランキングと1フィールドの切り替わりに入る垂直(V)ブランキングがある。


 
【プリアラーム】
 
アラームが発生する直前の映像を記憶する機能。


 
【プリセット機能】
 
撮影場所、範囲などをあらかじめ、記憶させておく機能。


 
【フリッカー】
 
ちらつき。商用電源が50Hz地域で、蛍光灯や水銀灯などの放電管照明された被写体を撮影すると発生することが多い。 フリッカー現象が発生する原因は、シャッター速度の標準である1/60秒に1枚の画像を撮影する 監視カメラに対して、50Hz 地区では50秒毎に点滅する蛍光灯などの照明器との間に生じるタイミングのズレによるもの。 フリッカー現象を防ぐためには1/100秒のシャッター速度を持つカメラを使用して解決する。


 
【フリーズ機能】
 
業務用タイムラプスビデオなどで画面の動きを止めるストップ機能(静止画機能)のこと。


 
【フルハイビジョン】
 
高解像度のデジタルテレビ放送(HDTV)のうち、走査線1080本以上の方式のことです。
また、そのような映像を表示できる、1920×1080ピクセルの画面解像度のことも含みます。
デジタルテレビ放送の映像信号には、既存のアナログテレビと同じ走査線525本の方式(SDTV)と
720本、1080本の方式(HDTV)があります。
このうち、最も解像度の高い1080本の方式をフルHDと呼んでいます。
大画面テレビやDVD/HDDレコーダーなどでは「フルHD対応」が売り文句の一つとなっています。


 
【ブルーミング】
 
入射光が非常に強い場合に過剰に発生した信号電荷が画素からあふれて隣接画素や信号線、 転送用CCD素子などにあふれ出すことにより発生するもので、 出力画像では輝点の周囲に光が滲み出して広がる現象として現われる。 スミアーと同時に発生する場合もある。ブルーミングも不要電荷の掃出し構造によって軽減することができる。


 
【フレア】
 
レンズに入射した光がレンズ面、鏡面などに反射し、不要な光として撮像面に入ること。そのために映像がボケること。これを防ぐためにはレンズ表面をコーティングしたり、 鏡筒内部を艶消し処理をすることが必要。


 
【フレームスイッチャー】
 
1台のタイムラプスビデオ・ハードディスクレコーダーにカメラ映像を多重録画させるための装置。多画面分割の画面でライブ映像の監視や記録された映像の再生、選択画面の単画面再生などができる。


 
【フレームレート】
 
表示や動画の再生において、1秒間に何回画面を書換えることができるかを表す指標。 通常、1秒あたりの数値で表し、fps(Frames Per Second)という単位で表す。 主にコンピュータグラフィックスを用いたアニメーションやコンピュータにおける映像編集において利用され、 ハードウェア、ソフトウェアの性能により左右される。この値が大きくなるほど動きが滑らかに見えるが 、表示しているモニタの垂直周波数と一致しているのが理想とされる。


 
【フレーム記録・フィールド記録方式】
 
タイムラプスビデオやハードディスクレコーダーの記録方式のこと。フレーム記録では1フレーム(1/30秒)ごと、フィールド記録では1フィールド(1/60秒)ごとの間欠記録をする。


 
【分光感度特性】
 
ビデオカメラには、明るさに対する感度とともに、色に対する感度があります。これを感色性(分光感度特性)といいます。視感度特性(人間の目の感度)に近いものや赤外波長に感度を持っているものなどがあります。


 
【VHF】
 
30〜300MHzの周波数の名称。波長は1m - 10m 。 伝搬の特徴としては、電離層では普通反射せず、 地表波は減衰が大きく利用しにくいため、空間波による見通し範囲の通信が基本となる。また、スポラディックE層やラジオダクトによる異常伝搬で遠くの送信局の妨害を受けることもある。 業務用移動通信・無線航法 (ILS)・(民間)航空無線・国際VHF船舶無線・同報無線・ 地上アナログテレビジョン放送やFM放送、 地上波デジタル音声放送で利用される。わが国ではテレビ用として1〜12のチャンネルがすべて使用されている。


 
【VHS】
 
VHS (Video Home System)は、日本ビクターが1976年に開発した家庭用ビデオ規格。


 
【VS】
 
ビデオ信号(Video)Vと同期信号(Sync)Sの複合記号。




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